みらいミッテ

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2024.02.16
レッスンレポート♪「何からできている?」

みらいミッテ レッスンレポート「何からできている?」

ミッテのレッスンを見てみたい!というご要望にお応えして、レッスンの様子を少しご紹介!

今回のテキストは「調べる」初級「何からできている?」レッスン3物を分解してみよう!をお届け♪

「何からできている?」は,図形や色や物について分解・観察したり,実験したりして色々な気づきに出会うレッスン!

毎回時間を忘れて夢中になる子どもが続出するレッスンです。

「今日は物の分解…♡」とワクワクで来校する子どもたち。

まずは,分解するための道具やルールについて学びます。
分解する時には「トレーの中で行う」「布を敷いておく」「軍手の使い方」などのルールがあります。
 
子どもたちには「なんでこんなルールがあるんだろう?」ということを考えてもらいます。1つひとつ理由がありますね。

自分たちで理由を考えて発表。ルールの目的が分かると目的に合わせて行動する力・自分で判断する力もアップしていきますよ♪

次は道具について知ります。

「ドライバー」や「ネジ」を観察し、気付いたことをたくさん発表!

物を色々な視点で見る練習です。また,それをたくさん表現する機会をもつことが重要ですね。

 

「たくさんの色がある」「色は7色です」「プラスとマイナスがある」「マイナスの方が多いよ」「本当だ、こっちも」「なんでマイナスの方が多いんだろう…?」

 

みらいミッテのレッスンは,子どもたちが主体的に学び・考えることが大切。テキストの内容から離れて探究的に活動するのも大歓迎!

 

ということで、「なんでマイナスが多いんだろう…?」という疑問について、みんなで考え始めます。

教室中のネジを探し回ると、ほとんど「プラス」です。

マイナスのネジなんてあまり見ない…。だったらプラスのほうが多い方がいいんじゃないのかな?プラスのネジにドライバーを当ててみたり、マイナスのドライバーを当ててみたり…。

 

最終的に色々話し合った結果、子どもたちがたどり着いたのは「プラスのドライバーはプラスのネジにしか使えないけど、マイナスのドライバーはプラスもマイナスもどちらも使えるから(種類が多いのでは)?」という答え。

正解かどうかは先生も知りません。

そして,それが正解かどうかよりも,子どもたちがしっかり考えて自分たちなりの答えを出せたことのほうが大事♡とても嬉しくなった瞬間でした。

道具の使い方やルールを確認したら,いよいよ物の分解スタート!壊れてしまった物たちも,子どもたちの絶好の学習道具です。


自分たちで分解したいものを選んで,分解します。ネジはどこにあるかな どうやったら分解できるかな。


ワクワクドキドキ この好奇心が子どもを育てます。

失敗も大歓迎。

じっくり観察して,思考して取り組む子どもたちはとても頼もしい。(少し先生が手伝おうとすると 自分でやるの!と怒られてしまいます)


ちょっとくちびるを尖らせて目をキラキラさせた表情を先生はじっくりと堪能。(もちろん危険がないかは確認します。)


「こんなのがあったよ!」

「ここはこうなっているんだ!」

「これは何だろう」

にわかに賑やかになる教室。


好きなもの・興味があるものは,どんどん表現力を伸ばします。

分解がおわったら,1つずつ部品の観察。


何をする役割があるのか,この素材は何なのか。触ってみた感じどうなのか。


テキストに載っている情報で足りなければタブレットで検索!

スケッチにもチャレンジします。

最後は分かったことなどを共有。

分解して分かったこと,考えたこと,もっとやってみたいことなどを発表します。


私が一番印象に残っているのは「世の中プラスチックだらけだと思いました」という一言。

プラスチックを削減しよう!レジ袋を減らそう!という声は子どもたちにも届いています。プラスチック=レジ袋だと思っていたその子は,レジ袋だけを減らしても意味がないと思ったようでした。

次の年の自由研究ではプラスチックについて調べる!とのこと。

プラスチックがなぜ多く使われるのかについても一緒に調べて考えるとよさそうですね!

ワクワクの好奇心が全ての学びの原点です。

いかがでしたか!

これは1クラスの例です。※写真はイメージです


10クラスあれば10通りのレッスン。それぞれのクラスで違った学びがあります。

ぜひみらいミッテでお子様の力を伸ばしませんか!


まずは体験レッスンを受けてみてください♪